「骨密度」だけじゃない、骨の話
今日、お客様とのお話の中で、骨についての話題になりました。
そこで改めて調べてみると、
「骨って、ただ硬いものじゃないんだな」
と、僕自身も勉強になりました。
美容師をしていると、髪のことばかり勉強しているように思われるかもしれません。
でも、髪も身体の一部。
美容を考えていくと、どうしても「健康」というところにつながっていきます。
今日はそんな中で、僕が学んだことを少しまとめてみます。
骨は、ずっと同じ状態ではない
骨というと、
「一度できたら、そのまま」
というイメージがありませんか?
実はそうではありません。
骨の中では、毎日少しずつ、
古くなった骨を壊すことと、
新しい骨を作ること
が繰り返されています。
古くなった骨を壊す役割をするのが、
破骨細胞(はこつさいぼう)。
そして、新しい骨を作るのが、
骨芽細胞(こつがさいぼう)です。
つまり骨は、
壊す → 作る → また壊す → また作る
というサイクルを繰り返しています。
「壊す」と聞くと悪いことのように感じますが、古くなったものを取り除き、新しいものへ入れ替えるためには必要な働きなんですね。
骨密度が高ければ、それでいい?
ここも今日、改めて考えさせられたところです。
骨の健康というと、
「骨密度」
という言葉をよく聞きます。
もちろん骨密度は大切な指標です。
でも、骨を考えるときには、それだけではありません。
骨には、
骨量だけでなく、骨の構造やコラーゲンなどに関係する「骨質」
という考え方もあります。
家に例えるなら、
骨密度は「材料がどれくらいあるか」。
骨質は「その材料がどんな構造で組み立てられているか」。
そんなふうに考えると、少し分かりやすいかもしれません。
「骨は一日にしてならず」
結局、骨も髪も身体も、
一日で作られるものではありません。
毎日の食事。
身体を動かすこと。
睡眠。
休養。
そして年齢を重ねながら、どういう生活を積み重ねていくか。
そういったものが、少しずつ未来の身体を作っていく。
これは美容にも同じことが言えると思っています。
髪も、
「今日トリートメントしたから、これで一生大丈夫」
ではありません。
カラーや縮毛矯正などの施術をどう設計するか。
自宅でどうケアするか。
今の髪だけではなく、
半年後、1年後、その先の髪をどうしていくか。
僕はそこまで考えて美容師をしていきたいと思っています。
今日、お客様から教えていただいたこと
美容師は、お客様に技術を提供する仕事です。
でも実際には、
お客様との会話から僕自身が教えてもらうこともたくさんあります。
今日も骨の話から、
「健康って、今の数字だけを見るものじゃないんだな」
と改めて考えるきっかけをいただきました。
骨密度だけを見るのではなく、骨そのものの状態を考える。
髪も同じ。
今、ツヤがあるか。
今、手触りがいいか。
それだけではなく、
「この髪を、これからどう守っていくか」
まで考える。
そんな美容師でありたいと思っています。
今日も一つ、勉強させていただきました。
ありがとうございました。
今日の一言
「未来の身体も、未来の髪も、今日の積み重ねから。」
美容は、今をきれいにするだけじゃない。
これからをきれいにしていくこと