|染めた翌日から、色が変わっていく?
ヘナの実験をしていると、ちょっと面白いことがあります。
「染めた直後と、数日経った髪の色が違う」
最初は、
「ん?思っていた色とちょっと違うな」
と思うこともある。
ところが、1日、2日、3日……と時間が経つと、少しずつ色の見え方が変わってくる。
これがヘナの面白いところです。
まずは染めた当日
今回の実験では、染めた直後の状態を撮影しました。
ヘナオレンジ単品 ヤク毛に染めた直後

ハーブインディゴ単品 ヤク毛に染めた直後

ヘナオレンジ対ハーブインディゴを1対1で染めた直後

でも、ここで「この色が完成」とは考えません。
ここから時間を置いて観察します。
数日経つと、あれ?色が変わってる
インディゴ単品



さらにヘナオレンジ対ハーブインディゴ1対1の1週間後は自然なブラウンの印象に変化

同じ髪の毛なのに、最初の写真と比べると少し違って見えます。
赤みが落ち着いて見えたり、
深みが出て見えたり、
ブラウンっぽく感じたり。
もちろん、光の当たり方や写真の条件でも色の見え方は変わるので、写真だけで正確な色の変化を判断することはできません。
だからこそ、今回の実験では
「同じ条件で時間経過を見る」
ことを大切にしています。
なぜ時間が経つと色が変わって見えるの?
ヘナに含まれる色素成分は、髪に付着したらそこで完全に変化が止まるわけではありません。
染めた直後と、その後の時間経過では、髪の中や表面での色素の状態や見え方が変化します。
そのため、
染めた直後の色=数日後の色
とは限りません。
特にヘナは、一般的なヘアカラーとは違う色の出方をするので、
「染めた直後だけ見て判断する」
よりも、
数日後まで観察する。
これが大切だと思っています。
今回の実験で面白いのは、
「どんな色になったか」
だけではありません。
① 染めた直後
↓
② 1日後
↓
③ 数日後
と時間を追って観察することで、
「色がどう変化していくのか」
を見ることができます。
さらに、
- 色味
- 明るさ
- 赤み・オレンジみ
- ツヤ
- 手触り
- 髪のまとまり
なども一緒に観察していきます。
美容師として、ここが面白い
美容室では、どうしても
「仕上がった瞬間」
を見て判断しがちです。
でも髪は、その後も変化します。
カラーも、ヘナも、縮毛矯正も、ホームケアも、
施術した瞬間だけではなく、その後どうなっていくのか。
そこまで考えることが大切だと思っています。
だから
「染めて終わり」ではなく、「染めた後を観察する」
ことを大事にしています。
これからも実験していきます
今回の実験も、写真を時間ごとに残していきます。
「1日目はこんな色だったのに、数日後にはこうなった」
という変化が見えてくると、ヘナのことをもっと深く理解できそうです。
そして、そのデータを積み重ねて、
お客様にとって、どんなヘナの使い方が良いのか。
そこまで考えられる美容師になりたいと思っています。
ヘナって、なかなか奥が深い。
だから面白い。
また実験結果を載せていきます。